理解と記憶のバランス [勉強法一般]


ちょっと極端なことを考えてみます。次のような2通りの勉強法を行ったら、いったいどういう事になるでしょうか?


(1)理解はきちんと行うが、記憶しない。
(2) 理解はしないが、ちゃんと覚える。


つまり、理解と記憶のどちらか一方だけおこなうという極端な(そして現実にはありえない)勉強法です。この場合、(1)でも(2)でも学力はほとんど向上しないでしょう。


覚えなければ何の知識も蓄積しないし、理解しなければ記憶したところで問題など解けません。そもそも、理解していないものを丸暗記するのは非常にたいへんです。


ということで、学力をつけるためには理解と記憶の両方が大事である事は明らかです。どちらか一方だけが欠けても、勉強の効果は期待できません。記憶した知識を使って未知の知識を理解し、また、理解することで記憶しやすくなるのです。


試験勉強中は、理解と記憶のバランスの適切かどうかを、いつも意識するようにしましょう。

 


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