少ない語句で効果的な語学学習 [勉強法 語学]
昔、大学受験用の英単語集として「試験に出る英単語」というのがありました。今もあるのかどうかはよく知りませんが、当時は「シケタン」とか「デルタン」とか呼ばれて、実に多くの受験生に利用されていました。
この単語集のメリットは、少ない単語の割りに効果が高い(=試験によく出る)という事でしょう。この手の語学教材はけっこういろいろあるもんです。例えば、中国語教材で「わずか50個の動詞で話せる中国語」(川原祥史著)なんていうのもあります。
少ない語句で効果が得られることを売りにしている教材に関して、私は積極的に活用した方が賢いのではないかと思っています。なぜなら、少ない労力と時間で、ある程度のレベルまで上達するからです。
ただ、それだけで全てをカバーするのは難しい面もあるので、その後は他の教材などを用いて知識の幅を広げていく必要があります。例えば、急遽、中国へ赴任しなければならなくなった場合に、まずは「わずか50個の動詞で話せる中国語」で速習し、不足している部分はその後補っていくイメージです。
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